ショパン国際ピアノコンクール、当日券求め行列殺到 —— 午前3時から並ぶ人も

ショパン音楽教室 編集部 末次弘季

ワルシャワ発・2025年10月13日(二次予選)

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末次 弘季
現地ワルシャワ在住のピアニスト末次弘季です。
予備予選からファイナルまで、全てのステージを鑑賞予定です。

2025年10月現在、ワルシャワ・フィルハーモニーで開催中の第19回ショパン国際ピアノコンクール第2次予選では当日券を求める観客の行列が深夜から始まり、現場は混乱を極めている。

10月12日の朝、午前10時のセッションを聴くために訪れた来場者によると、最初の人は午前3時から並び始め、4時の時点で既に数名が待機していた。 午前の部に入れなかった人々は、そのまま午後の部(17時開演)まで約13時間待ち続けることもあるという。

「私たちは朝4時に着いて2番目でした。最初の方はアジア人女性で、3時から並んでいたそうです。」
—— 来場者の証言

行列は数時間後には蛇行するほど伸び、割り込みが発生する場面もある。
11日には、チケット販売開始直前に一人の女性が列の前に割り込んだことで販売が一時中断し、警察が出動したという。

「人々が押し合いになり、係員が販売を止めました。」

現場では、フィルハーモニーやコンクール事務局による明確な列整理や販売数の管理は行われておらず、来場者からは「公平な運営を求める声」が上がっている。

「これから行く方は、複数人で交代しながら並ぶのが良いと思います。朝から並ばないと午後の部にも入れません。」


今後はさらなる混雑の可能性も

この状況は第2次予選時点でのものであり、今後予定されている第3次予選および本選では、観客数の増加が予想される。
ただし、現時点ではチケット販売や行列管理に関する改善措置は発表されていない。

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